地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

「江」の地名由来と近江・遠江の謎

  NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」は順調な滑り出しで、人気が出そうな雰囲気だ。主人公の「お江(ごう)」は生まれた国の「近江」の「江」をとって名付けられたという。小谷城から落ちた「江」たちは、三重県津市の伊勢上野城にしばしの平安を求めた。                                      そこから南の伊勢市二見町には「江(え)」という地名がある。そこは伊勢湾からの小さな入り江になっており、まさに地形そのものの地名だ。そこには「江地蔵」もある。(下の写真参照)                                ところで、「近江(おうみ)」の一般的な地名由来の解釈は、淡水の琵琶湖を表す「淡海(あわうみ)」からきており、都から遠く静岡県に浜名湖があることから、そこと対比して琵琶湖を「近淡海(ちかつあふみ)」、浜名湖を「遠淡海(とうつあふみ)」と呼び、旧国名には二字にする必要があったのでそれぞれ「近江(おうみ)」「遠江(とうとうみ)」とした。                                            しかし、この説を真っ向から否定する考えがあり、私はこちらを支持する。すなはち、①琵琶湖は淡水だが、浜名湖は今も海と繋がった潟湖で全体が淡水ではない。古代には一見湖に見える大きな湾になっており淡水でないことはわかっていた。②「近江」を「ちかつうみ」と言わずに「おうみ」といい、「遠江」だけ「とうとうみ」というか。この2点の疑問は次の説明で解決する。                                  琵琶湖は昔から単に大きな湖を意味する「大湖(おうみ)」と呼ばれており、浜名湖も付近の住民が単に「大水(おうみ)」とか「大湖(おうみ)」と呼んでいたと考えるのはごく普通である。したがって旧国名にして呼ぶときに近いと遠いの意味合いはのこしながらも、琵琶湖の国を昔ながらの呼び方で単に「おうみ」と」呼び、「おうみ」に対して遠くにある国名を「とうとうみ」と呼んだのだ。                                  しかし、「うみ」に「江」の字を当てた疑問は誰も解決してはくれていない。時の人の趣向かも知れない。                                                   「お江」さんは今日も何も知らずに眠っている。                                       
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by baba72885 | 2011-02-04 09:13