地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

「潮来」の地名由来

茨城県潮来市の地名由来は、漢字に惑わされてはいけない。                        「風土記」などに見られる古代の表記は「伊多久(いたく)」や「板久(いたく)」であり、この付近に「いたく」という地名があった。                                「いたく」の語源は、「いた(痛)・く(処)」で傷(いた)んだ地形、すなわち台地の縁の崖のことで、現地の地形を良く表している。                       霞ヶ浦東岸のこの台地の縁には、崖を意味する「アゾ」地形の行方市麻生(あそう)や「崩(ほう)ける」地形を意味する行方市粗毛(ほぼけ)があり、潮来も同じ地形由来であることがわかる。                                      この「板久」が、江戸時代に潮(いた)が海から遡上してくる地勢を見て、「潮来」と表記し発音が訛って「いたこ」と呼ぶようになったのだ。                          自然現象に漢字を当てはめて、地名語源の原意を見失ってしまった例だ。                            潮来の北に、潮来市荒久(あらひさ)という地名があるが、ひよっとしてもともとは「あらく」と呼んでいて、やはり荒れた厳しい地形のことではないのか。
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by baba72885 | 2012-06-06 09:00