あけましておめでとうございます。 本年度の初「ぶらり地名行」は、俳優峰竜太さんの生まれ故郷、長野県下伊那郡下条村へ行ってきた。 お城の形の道の駅と日帰り温泉コスモスの湯(400円)を堪能した後、村の図書館に拙著を二冊寄贈してきたが、親しみのある司書と職員さんで好感が持てた。
そのあと、峰さんの実家であるスーパーで「リュウタワイン(1500円)」を買って、坂を下り、峰さんが通学に使った天竜川のほとりにある唐笠(からかさ)駅に立ち寄った。駅の住所は下伊那郡泰阜(やすおか)村唐笠にある。ちなみに峰さんの名前はワインのほか、飴やおやきなどにも使われており、写真入りの村の案内板をはじめ、村内は峰竜太さん一色だ。 さて、唐笠の地名由来はカラ(空・干)・カ(上)・サ(接尾語)で、泰阜村の海抜600m前後の高原にある乏水性の浅い谷を示す地形地名だ。