地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

カテゴリ:未分類( 368 )

自己紹介

山内和幸
(やまうち・かずゆき)

地名研究家・1948年生まれ。岐阜県中津川市出身・在住
岐阜地理学会会員
日本地名研究所会員

執筆依頼・講演依頼などの場合は、09070339778 あるいは
E-メール wa58432@jb3.so-net.ne.jp におねがいします。

2014年12月、まつお出版から著書を出版しました。B6判 1,600円 +税
『地名由来 飛騨・美濃』、また、2015年11月 『地形由来でみる東京の地名』を出版しました。値段は同じです。

この本は、みんながきっと驚く東京とその周辺の地名由来!!

この二冊とも「漢字に惑わされるな,古文書を鵜呑みするな」との立場で、“地名のガキ大将”山内和幸が、従来の俗説、通説を覆し、再検討して斬新に著述しました。                                             板橋には橋はなく、神楽坂ではお神楽が聞こえない。早稲田に田圃はなく、団子坂は団子屋由来ではない!!
c0134145_16502233.jpg

[PR]
by baba72885 | 2018-12-31 19:58
c0134145_10211476.jpg
長野県伊那市日影新子(にょし)はわかりにくい地名由来だ。新をニイと読めるからニイシか二イコに語源を求めるにしてもむつかしい。いろいろ考えられることを記してみる。①新しい開墾地で新処(二イコ)の転 ②赤土を示す丹処(二コ)③何かの西(ニシ)④新なになにという長い地名の短縮形
 いえることは、ニョシとは新子からの呼び方であることは間違いない。何らかの地名を新子と表記した人に聞かないと真相はわからない。  

[PR]
by baba72885 | 2017-11-13 10:21
長野県阿智村清内路(せいないじ)は2009年に阿智村に編入された旧下伊那郡清内路村だ。手作り花火、漬物、花桃などが頭をよぎるが、なにはともあれ清内路という表記が印象に残る。セナ(背)・ジ(地)がイ音便してセイナイジとよび、見栄えの良い文字にしたのだ。                          
c0134145_09492518.jpg
木曽山脈を越えるあたりの尾根を見て
人の背中に見立てた地名だ。(写真)平成29年11月11日

[PR]
by baba72885 | 2017-11-13 09:57

「法華津峠」の地名由来

NHKで古館さん司会の人名の番組をやっている。(10月26日、20時15分ごろ) 
番組取材班は珍しい苗字の「法華津」さんのルーツを求めて大分県から愛媛県宇和島市にやってきた。愛媛県教育委員会の専門学芸員である土居さんが登場し、次のように説明された。
「法華津」とは法華経の港の意味だ、というのだ。人名は地名からとっているので地名の由来を探らねばならないのだが。土居さんは漢字そのままの解釈をされておりとても残念です。
地名の原点は宇和島市吉田町法花津(ほけづ)でそこの湾も法花津湾である。また、西予市との境にある峠の名前は法華津(ほけづ)峠で、そこに上っていく急な坂を法花津坂という。一説によると法ヶ津という表記もみられるようだから、法華経とは何の関係もない地名であることは明白で、しかも「津」を港と決めつけてはいけません。ツはトの転で場所を示す接尾語で、水戸(みと)や中津(なかつ)などと同じ用法です。
法華津さんのルーツは地名の語源であるホケ(崩・呆)・トが転訛したもので、崩れやすい急斜面を示し、吉田町法花津の地形をそのまま素直に表現した地名です。
四国には全国のホケ地名の代表格があります、ご存じ徳島県三好市大歩危(オオボケ)、小歩危(コボケ)で、いずれも断崖ですね。
早速NHKに電話してその辺の話をしましたが、丁寧に応対していただきました。番組では一つの説ということで理解してほしいとのことでした。
視聴した限りでは諸説あるというコメントはなく、法華経説のみ流れたのでいかがなものかという次第でした。
NHKのディレクターさんにおねがいします、地名や人名を扱う場合、今後は少なくとも柳田国男の「地名の研究」や地名語源辞典の2~3冊ぐらいはちゃんと目を通してから制作してください。NHKの影響力はものすごいし、せっかくブラタモリはそこそこ良い番組なのだから。
 


[PR]
by baba72885 | 2017-10-26 21:18

尾頭橋の地名由来

c0134145_12262665.jpg
名古屋市中川区尾頭橋(おとうばし)と熱田区尾頭(おとう)町は堀川に沿ってある。
オツ(落)が語幹の地名で傾斜地か凹地を示す。近世の堀川はそうしたところを開削
したと考えられる。
(写真)平成29年10月15日

[PR]
by baba72885 | 2017-10-16 12:27

桑原坂の地名由来

c0134145_12063504.jpg
東京都港区白金台にある桑原坂(くわはらさか・くわばらざか)はサカにふさわしい名前だ。
クエ(崩)・ハ(端)・ラ(接尾語)で崩れやすい場所を示し、原っぱのことではない
各地にある「桑~」という地名は植物の桑を示すものはなく、険しい場所についている
地名だ。(写真)平成29年10月5日

[PR]
by baba72885 | 2017-10-16 12:08
c0134145_09334638.jpg
写真は滋賀県の中山道柏原宿を出て京都に向かった地点にある現代の道標だ。中山道は江戸から京都まで至る所で何度かルート変更がなされている。平和な時代が続いたあと、おおむね道を直線化しているが、開通当初の古い中山道を「旧中山道」という。                            よくドラマやパンフレットに見られる表現で「旧中山道」を歩くというのはいかがなものか。旧を単に古い意味で使っているのだと考えられるが、紛らわしいので本当に旧ルートのみを「旧中山道」と称してほしい。                                       この写真の地はそれをよく示している。                                                                   なお、満州国を旧満州というなら、新しい満州はどこだということになる。単に古いことを示す旧は誤解を招くのであまり使いたくない。旧東海道(奈良・平安時代の官道)はあるが、旧蝦夷地、旧武蔵国、旧東山道などとは使わないほうが良いかも。

[PR]
by baba72885 | 2017-09-14 09:35

「時」の地名由来

c0134145_09095470.jpg
岐阜県大垣市上石津町時(とき)は岐阜県瑞浪市土岐(とき)町、岐阜県土岐市と同じ地形地名だ。トキはタカ、タケ、タキなどと母音の交替した同じ語源で、高く急な地形を示す。漢字表現としては高・鷹・岳・竹・丈・滝などの地名がある。                               岐阜県中津川市坂下時鐘(ときがね)もトキ・ヶ・ネ(嶺)で高台を示す。

[PR]
by baba72885 | 2017-09-14 09:13

「梓」の地名由来

c0134145_20062959.jpg
滋賀県米原市梓河内(あんさかわち)はアズサカワチが音便化したものだ。そこには梓川が流れており、長野県の上高地(上河内)を流れる梓川と同じ語源の名前だ。アズは谷の崩壊地を示し、梓河内も梓川の谷にある集落だ。写真のバス停は梓河内の最下流にある。
[PR]
by baba72885 | 2017-09-01 20:07
雑誌「山と渓谷」9月号のP178に
c0134145_10404759.jpg
コラムを書きました。

[PR]
by baba72885 | 2017-08-17 10:41