地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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1月30日(金)15:30~17:00 岐阜県立中津川工業高校 仰星会館                        内容の目次等                              ○始原語と漢字伝来                          始原語は原則一音  うみ・み(熱海あたみ)つば・づ(固唾かたづ)ぬま・ぬ(沼垂ぬったり)かれ・か(彼方かなた)われ・わ(我輩わがはい)                           一音にはそれぞれの意味がある「あ」「か」「さ」「た」・・・等                       (例)さ(滑りやすい)・か(場所)は坂                                       ぬ(ぬめる)・ま(場所・水辺)は沼                             ○渡来人と地名  古タタール語・朝鮮語の「スク」「スキ」等                      豊見城(トミグスク)・ハバロフスク・白村江(はくすきのえ)・安来・指宿・臼杵・志木・磯城 等                                  ○母交と子交  おん(遠賀川)・えん(遠州) 星(ほし)が丘・藤(ふじ)が丘 伊那・恵那 渋谷・祖父江 エビス(恵比寿)・エベス(蛭子)                              ○歴史的標準化石地名                        古代(五条・一宮・府中・加納・別所・三宅・今治・駒場・泊・調布・忌部・服部・鵜飼・軽部)等                                中世~近世  名田百姓村 豪族屋敷村 垣内集落 城下町 新田集落 等                     現代 (旭が丘 若葉台 緑町 曙 東雲 昭和 等)                             ○瑞祥地名(瑞穂・瑞浪・大和・弥生・平和・千歳・万賀・美里・三和・白金・幸栄)と合成地名                                       ○その他  人名地名  職能地名  色にまつわる地名                                ○地名由来の演習                                  八布施→鉢伏  嫁射(よめい)沢→会所沢  中仙道→なかせど  中津江→潰(つい)える 小長谷(おはつせ)→姨捨(おばすて) 高ボッチ山→高法師(ほうし)山  桃山→ママ(継)山                              90分間猛烈な勢いで話し続けた。信号に付けられている地名の由来を想い、待つイライラを解消してください。                                        たくさんの皆さん、ご清聴ありがとうございました。さらに研鑽を積みたいと思います。                                                                                                  
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by baba72885 | 2009-01-27 18:10
c0134145_20165915.jpg「ゆい」地名は、「たゆい」地名と同じく、民俗学的には漁村に多い共同作業の「結 ゆい」慣行のあった場所につけられたとされるが、地形名の場所も多い。                               《結慣行の地名》                                      ①静岡市清水区由比  桜えびで有名な由比漁港がある。                         ②神奈川県鎌倉市由比ガ浜                        ③長崎県諫早市田結(たゆい) 橘湾に面しており、田結川が流れる                        ④島根県松江市手結(たゆ) 日本海に面した小さな漁港がある                           ⑤兵庫県豊岡市田結(たい) 円山川河口の津居川湾に面した集落                             ⑥高知県香南市手結(てい) 夜須川の河口にあり、手結岬もある       ⑦福井県若狭町田井 もとは「たゆい」といい、多由比神社がある                        ⑧京都府宮津市田井(たい) 小さな漁村(上の写真)                                        《注》田井、多井は各地にあるが、「たゆい」かどうか,付近に急な崖や斜面があれば、「たき」が子交した「たい」とも考えられる。                                          沖縄県那覇市のモノレールを「ゆいレール」という。地域住民がみんな仲良く協力し合おうという願いをこめて命名したのだ。沖縄民謡の囃子ことばに「~ユイユイ」があるが、これも「結」慣行と関係あるかもしれない。九州の「炭坑節」では「さのヨイヨイ」という囃子ことばがあるが、これも「良い良い」ではなく「ユイユイ」が訛ったものだろう。                             《自然地名の「ゆい」「ゆう」》                       自然地名の「ゆい」「ゆう」の由来は、①湧き水地帯 ②清らかな水辺 ③温泉の湯 ④ゆぶゆぶの湿地 ⑤火山活動で地震や地すべりの起きる所などだ。
忌々(ゆゆ)しいしい場所にはあまり住みたくないですね。                                       ①岐阜県白川町上油井・下油井 飛騨川の渓谷                   ②千葉県東金市油井 下総台地からの湧き水地                      ③静岡県島田市湯日(ゆい) 湯日川の流れる内陸の集落                            ④大分県湯布院 火山の揺るぶりか、温泉の湯からついた地名                          ⑤岐阜県富加町夕田(ゆうだ) 古代からの水田地帯                          ⑥栃木県那須塩原市油井 那珂川の河谷平野の水田地帯                               ⑦島根県隠岐の島町油井 海岸の狭い浜集落、すぐ南に旧火口の油井池(沼)があり、湿地の意味か。                           ⑧鹿児島県奄美大島の瀬戸内町油井 狭い浜の小さな集落、背後に油井岳484mがある。ひょっとして「結」の意味とも思えるが、滑りやすい地形名だろう。                              ⑨東京都八王子市由井 地区の中央部で湯殿川と兵衛川が合流する。清流と湿地を意識した地名。                              (注1) 岐阜県中津川市夕森は、川上川の最上流の渓谷であり、幽谷の森の意味だ。                                 (注2)「結 ゆい」とほぼ同じ意味で使われる「もやい」は、元来は船を繋ぎ止めることからきた言葉だが、やはり漁民や農村での共同作業の意味になった。ちなみに東京渋谷駅の「モヤイ像」は伊豆の新島から運んだものだ。みんなで仲良く、協力しようという意味で設置してある。その向こうにあるハチ公像とは意味合いが違う。                                          左《沖縄ゆいレール》c0134145_1958321.jpg      右《白川町下油井と高山線c0134145_20154848.jpg                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
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by baba72885 | 2009-01-14 18:49