地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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下末(しもすえ)という地名
愛知県の小牧ジャンクションから国道155線を西に行くと、下末というバス停があり、付近の地名を「下末」という。いくら何でもこれほど縁起の悪そうな地名はないだろう。名神高速道路を挟んで北側には「上末」という集落があり、どうも「末」を分割した地名だが、「すえ」なら須恵とか陶、須栄、巣恵など多少のひねりがあっても良さそうだが。地元の人は「私は下末で生まれました、下末から嫁ぎました」といっているのだろう。なんと、ここには愛知県の警察機動隊が構えているではないか、世も末か?。
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by baba72885 | 2009-04-30 08:46
名古屋の地名は尾張名古屋だけではない。千葉県成田市と福島県猪苗代町にも名古屋がある。成田市名古屋は下総台地の丘陵の和(なご)やかな地形の場所についた地名だし、猪苗代町も猪苗代湖北岸の大変穏やかな平地にある。尾張名古屋市も、西区と中村区にまたがる「那古野(なごの)」から「なごや」に変化したもので、やはりなごやかな平坦地を現したものだ。なごやかで、穏やかな入り江につけられた地名に、佐賀県唐津市の「名護屋浦」がある。いうまでもなく、豊臣秀吉の朝鮮出兵時の名護屋城のあった「名護屋」にその地名を残している。ただし、ここは海辺なので、魚子(なこ)という漁村を意味する言葉が語源かもしれない。「なご」といえば、山口県阿武町奈古、千葉県館山市那古、沖縄県名護市があるが、いずれも砂浜海岸であり、その名にふさわしい地形であるし、魚との関係も疑われる。                               なお、高知県土佐市と須崎市の境に「名古屋坂」という峠道がある。果たして人はそこを和やかな峠道と感じたのだろうか。今、国道56号線は「新名古屋トンネル」で名古屋坂を越えている。                                 ところで、「なごや」に似た「ねごや」地名がある。中世の豪族の館や城のある集落につけられる地名だ。名古屋市緑区の鳴海城は別名「根古屋城」といい、付近の城址公園付近には「根古屋」、「城」などの地名が残る。静岡県沼津市根古屋は、興国寺城跡に残る地名だ。新潟県魚沼市根小屋は、魚野川を挟んで「堀之内」という地名があり、いずれも豪族屋敷村にちなむ地名だ。他に、秋田県北秋田市根小屋、福島県いわき市植田町根小屋(掘ノ内、館崎といういかにも豪族屋敷村の地名が隣接している)、群馬県東吾妻町根古屋、茨城県水戸市根古屋、静岡市根古屋、茨城県行方市根小屋、千葉県成田市根古屋など、各地にみられる。                        左《名古屋市の那古野と史跡「四間道(しけみち)」》           右《猪苗代町の名古屋町と会津磐梯山》c0134145_21301640.jpg               c0134145_1148673.jpg
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by baba72885 | 2009-04-27 21:39