地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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秩父の「だんご坂」

埼玉県秩父市には秩父神社があり、その例祭である「秩父夜祭り」は、日本三大曳山祭りに数えられる。その曳山の最高の見せ場が、秩父鉄道「おはなばたけ駅」すぐの踏切を渡った所にある「だんご坂」だ。僅か二三十メートルの距離だが、結構な登りの坂だ。(写真参照) 市役所に隣接する図書館はだんご坂を登ったところにある。そのロビーに市役所付近の地図があしらってあるが、「だんご坂」とある。(写真) あえて各地にある多くの「団子坂」にせず、「だんご坂」とひらがな表記にしてあるのは、深い意味がある。すなわち、団子坂ではどうしてもあの食べる「団子」をイメージしてしまうからだ。夜祭りのクライマックスには団子は似つかわしくない。あくまでも曳山が悪戦苦闘する舞台は、「段このある坂」でなくてはならない。「だんご坂」はむしろ一般名詞の「だんこ坂」なのだ。それにつけても、東京千駄木や新宿区若松河田の「団子坂」の食べる団子ゆかりの説明版を早く改めてほしい。           左《だんご坂を上から見る》 c0134145_17265257.jpgc0134145_17271787.jpg
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by baba72885 | 2010-08-24 17:28
長岡市の旧山古志村へ行って来た。あの地震災害以来村の様子が気になっていたのと、地形図に無数にみえる養鯉のため池のその後を明らかにしたかったからだ。村をめぐる比較的低い山だが、その急峻な山がことごとくその横っ腹を剥き出しにしている姿は痛々しかった。地震のものすごさを今でも彷彿とさせるには十分すぎるのだ。鯉の姿はあまり見えなかったが、池はかなり復活していて安心した。公民館でいただいたパンフレットには元気な復活山古志が感じられ、説明の職員の勢いも強く感じられた。よかったよかった。                                  ところで、山古志小中学校の側の字名に油夫(ゆぶ)があるのに驚いた。大地震のまえから、ゆぶゆぶで崩れ易い地形を表す地形名があったのだ。きっと歴史的に何度も災害が繰り返されてきたのだろう。がんばれ山古志というわけで、毎年東洋大学の駅伝チームが夏合宿をやっているが、その歓迎垂れ幕が」大きく掲示されている。山古志の力が三連覇を達成させるのだろうか。この正月も目が離せない注目の箱根駅伝だ。              左《養鯉池》      右《がんばれ東洋大学陸上c0134145_20461864.jpg部》c0134145_20443131.jpg
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by baba72885 | 2010-08-22 20:37

「奥入瀬」の地名由来

青森県の奥入瀬渓谷で有名な奥入瀬川は、「おいらせ」と読むが、漢字をそのまま読むと「おくいりせ」になる。奥に入りくんだ小さな流れという意味なら、「おくいりせ」が訛って「おいらせ」になったもので、意味そのままの名前だ。一方、同じ青森県の日本海岸深浦町には、追良瀬(おいらせ)という五能線の駅名になっている集落があり、そこを追良瀬川が流れている。十和田湖から流れ出る奥入瀬川に敬意を表して、表記を変えたかも知れないが、その意味は、奥入瀬渓流と同じだ。 写真はJR五能線の駅
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by baba72885 | 2010-08-18 10:41

「阿寺」の地名由来

阿寺は濁らないで「あてら」という。「あてら」の意味は諸説一致しており、日当たりの悪い場所のことだ。日本有数の活断層の「阿寺断層は」岐阜県中津川市神坂を起点に、坂下、付知、加子母から下呂市に連なり、御嶽山から続く山塊を「阿寺山脈」という。また、阿寺山脈の東側は長野県木曽郡大桑村で素晴らしい渓谷美を誇る阿寺川が流れる。岐阜県恵那市上矢作町阿寺は飯田洞川の左岸にあり、見るからに日当たりが悪い。他に、愛知県新城市鳳来町阿寺、小阿寺、静岡県浜松市(旧天竜市)阿寺がある。                            山形県大江町左沢(あてらざわ)は「あちらの沢」」がなまったという説がある(駅前に地名由来の説明板がある)が、日当たりの悪い意味の「あて」と同じ意味も考えたい。左《バス停》右《地名由来案内板》c0134145_8452787.jpgc0134145_8545747.jpg
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by baba72885 | 2010-08-04 20:45