地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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「麻布」の地名由来

海老蔵事件が起きた「西麻布」は「元麻布」「東麻布」「麻布台」「麻布十番」などに名を残す「麻布」の一地名だ。もちろん植物の麻とは関係がない地名であることは、麻の布というまことに都合の良い表記であることがむしろその証拠になっている。「あざぶ」は「あさふ」でもあり、口語では「あそう」ということになり「麻生」という表記にもなっている。                                    茨城県行方市麻生の隣には台地の崖を意味する「粗毛(ほぼけ)」という地名があるが、同じく麻生は「あぞ・ふ」で、崖地の場所を表している。東京港区の麻布も、台地の縁にある崖地の意味だ。                                繰り返し書き記すが、あまりに調子のいい地名表記は、地名の音に心地よい漢字表記を当てはめる常道だから、地名由来についてそれに惑わされてはいけない。高山本線「下麻生(しもあそう)駅」も飛騨川沿いのあぞ地形だ。                                         「あぞ」は「あず」と同じだから、長野県の梓(あずさ)川、安曇野(あずみの)も同類だ。何と、3月16日雪のそぼ降るあの四国大歩危(おおぼけ)にて、断崖を走る国道32号を歩いていたら、「安瀬地(あぜち)歩危」という地名があった。「あぜ」も同じ、まさに「ボケ地名」にピッタリ即した地名ではないか。そこに出くわしたときの驚きと成就感は他ではなかなか味わえないものc0134145_17142747.jpgだった。c0134145_17225266.jpg
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by baba72885 | 2010-11-29 21:33
「ぬくい」という地名表記は「温井」・「貫井」がある。岐阜県瑞穂市温井には、「ぬくいの湯」という日帰り温泉があり、誠に地名と一致していて意味合いは良いのだが、温井は温かい温泉のことではない。瑞穂市温井は揖斐川の左岸に位置し、揖斐川が激しく浸食していた地形を表している。「ぬくい」とは浸食されて崩れ易い川縁という意味だ。「ぬく・ぬけ」とは浸食されて崩れ易い場所の意味だが、北アルプスの「笠ヶ岳」の東に「抜戸(ぬけど)岳」があるが、山肌はやはり激しく浸食された崩壊地形だ。                                        広島県安芸太田町加計の温井は、温井ダムによって水没し、その代替地集落にその名を遺しているが、太田川水系の滝山川の険しい渓谷の集落名だ。                              一方、東京練馬区貫井は、石神井川の沿岸、小金井市貫井北町、貫井南町はその間を野川が流れる。
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by baba72885 | 2010-11-25 17:41
 領有権の問題で何かとかまびすしい両島だが、その名前の由来は見た目の通りだ。すなわち、先が尖っている島が「尖閣諸島」の由来で、「猛猛(たけだけ)しく切り立った島」の名前が猛島」すなわち「たけしま(竹島)」というわけだ。
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by baba72885 | 2010-11-19 20:32
 菅首相は「いら菅」と呼ばれている。イライラは苛々という漢字だが、心穏やかでない様子を表している。地形名も同じで、「いら・えら」地名は急斜面や崖地につけられた地名だ。愛知県の伊良湖(いらご)岬は「いら・ご(場所のこと)」で、まさにその地形をよく表した地名だ。                                  「いら・えら」地名では北海道松前町江良と沖合に浮かぶ渡島大島の江良岳、山口県阿武町の伊良尾山、大分県九重町恵良、などがある。南の島である鹿児島県の口之永良部島、沖永良部島、沖縄県伊良部島なども海岸は断崖になっている島だ。                                ところで、「いらか」とは、瓦葺きの屋根や屋根の棟の部分をいう場合もあるが、切り妻家屋の妻の下にある三角形の壁の部分もそう呼ぶが、まさに垂直の壁だ。                                             伊良湖岬も遠くから見ると屋根の棟のように見えなくもない。
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by baba72885 | 2010-11-01 08:54