地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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《田老総合事務所前の惨状,青い車が私の車》c0134145_2153415.jpg「たろう」という地名は、田老の他に「たろ・たろう」として、静岡県三島市多呂、山形県南陽市太郎、朝日町太郎等がある。三陸海岸の田老と同じく、いずれも背後に山麓斜面が迫った場所にある地名だ。したがって、「たろう」は「たれ(垂れ)」にも通じ、垂れ下がった地形につけられた地名だ。                                 ところで、各地にある太郎山や太郎峠などはたわんだり、平らにたるんだ地形の意味だ。c0134145_22352695.jpg                           













                          
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by baba72885 | 2011-05-17 20:29

「大船渡」の地名由来

岩手県大船渡市大船渡町の地名由来を、読んで字のごとく渡船場と決めつけてはいけない。港の渡船場にわざわざ舟渡という地名はつかない。むしろ「泊」や「湊」という地名になる。青森県階上町小舟渡も渡船場の地名ではない。岩手県洋野町舟渡が地名由来のヒントをくれる。ここは海から離れた内陸にあり、ゆるい尾根状の斜面に畑が展開している。すなわち、「ふなと」とは「うな・と、おね・と」が訛ったもので、周辺より高まった処(と)という意味だ。                                      「おおふなと」とは大船渡線大船渡駅の南の尾根を望んでつけられた地名だろう。                                             岐阜県下呂市金山町大船渡も尾根の地形から来ており、付近の川沿いには正真正銘の渡河地点を示す「渡」という地名がある。                                   首都圏の人は、板橋区舟渡(ふなど)や埼玉県川口市舟戸を思い出すだろうが、双方とも荒川に面しているとはいえ渡船場と決めつけてはいけない。乱流した荒川の自然堤防の高みを「うなと」といい、「ふなと・ふなど」となったと考える方が自然だ。                    

がれきがまだのこっている
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by baba72885 | 2011-05-13 19:22
この度の東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申しあげます。                                     ここしばらく、この海岸線に注目して地名由来を書いてみます。                        釜石市の北に位置する大槌(おおつち)町は、少しの海岸低地と大槌川と小鎚川のつくったささやかな谷平野で出来ている。「おおつち」「こつち」の「つち」は土、泥の意味で、古い日本語ではむしろ泥や湿地をいったものだ。大槌川沿岸の谷平野には、大槌のほかに「大ヶ口」「宮ノ口」「郷ノ口」と続いてあり、湿地の意味の「くち」(ぐちょぐちょ・くちる)の地名がある。大槌町の中心からトンネルを北に抜けるとそこは「吉里吉里」だ。「きりきり」は「ぎりぎり」につながり、切り立った断崖の地形名だ。その北西には鯨山(くじらやま・くずれやま)があり、崩れやすい山の素直な名前になっている。            《大槌図書館前》c0134145_2224890.jpg
    











《吉里吉里駅前の駐車場にて》
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by baba72885 | 2011-05-08 09:33