地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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名古屋市西区稲生(いのう)町には安産祈願で有名な式内社の伊奴(いぬ)神社がある。                             庄内川左岸のこの地域は、低湿地の水辺であり、それぞれの名前の語原は同じで、いずれもその意味を示す「イ(井)・ノ(野)」か「イ(接頭語)・ヌ(沼)」の転で、きままに漢字を当てたものだ。ちなみに、すぐ南隣の地名は「江向(えむかえ)町」で、同じくどろどろの湿地を示す。                                 稲生町は伊奴神社の名前に由来すると言われているが、そうではなくてほとんどの神社と同じく地名が先で、「イノ・イヌ」という地形地名から神社名がなづけられたものだ。                          安産の神様になっているのは、その発音から創建の遙か後世に「犬」にまつわる地名伝説が作られたためで、稲生町にもその漢字から、稲を献上したという地名伝説がある。                            どの神社でもそうだが、はじめからガン封じだの子宝・安産、病気治癒、商売繁盛、交通安全、学業成就などのために創建された訳ではなく、あとからいろいろかこつけたものだ。
なお、名古屋では安産祈願の神社としては天白区の塩竃神社が有名で、御幸山の頂きにある社殿などは立派だが、ここは宮城県塩竃市の塩竃神社から江戸後期に分祀された神社であり、それに比べると伊奴神社は社殿は劣るが尾張の国古来の神社として圧倒的な存在感がある。                             各地にある商魂の見え隠れする神社仏閣は、霊験のあらたかさとは別物である。
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by baba72885 | 2014-09-19 07:50

「女石」の地名由来

鹿児島県肝付町女石、佐賀県玄海町女石(おないし)など、全国にはこの地名は多いが、そのほとんどは、大きな亀裂のある岩にまつわるものである。                       福島県白河市女石は、重要な追分であるとともに
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戊辰戦争の戦場になったところだ。
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by baba72885 | 2014-09-06 07:09

「蛇」のつく地名由来

「蛇」のつく地名が注目されている。それは土石流の発生地を示す地名だからだ。ただ、地名の由来として山の上流から流れ出るありさまが蛇の姿に似ている所から名づけられたというのは、本末転倒している。                             「ジャ」の読みは「ザレ(戯れ)」の転で、ジャの音に「蛇」の字をあてて土石流の流れにかこつけたものだ。                            「蛇」地名は崩れやすい崖地や急斜面を示し、蛇崩(じゃくずれ)、蛇抜(じゃぬけ)などと表現することが多い。                          岐阜県下呂市蛇之尾(へびのお)もそうした崩壊地を示す地名だ。
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by baba72885 | 2014-09-06 06:35