地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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「熱田」の地名由来

熱田神宮のある名古屋市熱田(あつた)区の地名由来は、俗説では日本書紀に見える「あゆち」に由来するとか、後世には東海道の「七里の渡し」があったことから、古くからの津渡を示すあ(接頭語)・つ(津)・と(所)の転などの説があるが、いずれも無理やりこじつけた感がある。                                      素直に傾斜地や崩壊地を示すアズと場所を示すト(所)の転と考えるほうが自然だ。信長の築いた滋賀県の「安土城」も、アズ・チでアズ・トと母交しているのだ。                                写真は「七里の渡し」
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by baba72885 | 2016-03-19 17:35

またまた「恵那」の話

c0134145_10332511.jpg再び「恵那」の話。エナはヒナ(蝦夷)が訛った地名で、同じく訛ったヒダ(飛騨)やお隣長野県の伊那と同じ、都から見た辺境の地に由来する。                                                                  岐阜県恵那市は古代の恵那郡に由来する市名であるが、明治以降の旧恵那郡の郡役所は隣の中津川市にあった。恵那郡大井町に設置した旧制恵那中学校は現在の恵那市になったので混乱はないが、式内社「恵那神社」や有名な「恵那文楽」そして、「恵那医師会」、「恵那漁協」などの本部は中津川市にあり、観光客をはじめ多くの部外者は混乱している。写真にあるご存じ美味しい酒饅頭も中津川市(かつては中津町の時代があった)にあるお店だ。
旧恵那郡が平成の大合併で消滅し中津川市と恵那市に分割された形だが、リニアー中央新幹線の駅もできるわけだからこの際、二つの市は合併して旧恵那郡そのまま「えな市」としたらいいかと思う。平成の大合併で雨後の竹の子のようにひらがなの市名が増えたのは、こうした合併に地名のしがらみを避けたものだ。                                                   蛇足だが、お隣の中津川市にあるJRの駅名「美乃坂本」というのも「美濃坂本」ではない妙な表記で、当時の国鉄マンの考えがこうだったのだろうが、残念なのは「恵那坂本」ではないことだ。                                                   恵那のアイデンティティーはどこに行ってしまったのだ、残念で仕方ない。                                      長野県では「伊那~」「木曽~」、福島県では「会津~」、青森県では「津軽~」などの駅名があり、国名ではない地方名を堂々と使っているではないか。
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by baba72885 | 2016-03-19 10:25
「板橋」という地名は関東を中心に全国に数多いが、川のないところに多くみられる地名であることから、川にかかる板の橋に由来するものはほとんどないと考えられる。崖や急斜面の端を意味する「イタバシ」とか「イタハシ」という地名のところにたまたま川があることもあり、木製の橋がかけられていたことも考えられるが、しかし、                                                       古くから石で作った橋は「石橋」、土で作った橋は「土橋」といい、木で作った橋は「木橋」と呼び、決して「板橋」とは言わないのだ。板で橋を作れるわけがない、そこには頑強な橋脚や橋梁が必要だからである。                                                                 長野県南木曽町の「中山道妻籠宿」の北はずれに、戦国時代の「妻籠城」跡がある。頂上の本丸跡に行く道すがら、写真のような看板があった。ここに「木橋」の記述があるが、木製の橋を板橋などとは言わない証拠ではないか。
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by baba72885 | 2016-03-19 09:46