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目からウロコの地名由来

地名の由来が一目でわかる!
「恵奈の地名由来と恵那雑巾」
 目からウロコがこぼれ落ちる地名由来が出来上がりました。                   恵那市の「コスモブック」さんで先行的に廉価販売しています。恵那市立図書館、中津川市立図書館にもあります。
 表紙の写真は名勝「恵那峡」と「苗木城下の木曽川峡谷」
# by baba72885 | 2012-04-27 06:34 | Trackback
早池峰山「タイマグラ」と「神楽」の地名由来
早池峰山の南麓に「タイマグラ」という不思議な地名があり、興味があったので行ってきた。                                      岩手県宮古市の旧川井村江繫から西へ川を遡るとそこに至る。                         4月18日尋ねたら、「早池峰山荘」の熟年夫妻が山開きの準備をしていたが、周辺の木陰にはまだ雪が・・・・。                          そこにある道路標識の地名は「宮古市宿の平」とあったが、まさにじゅくじゅく(宿)した山間地の湿地帯が広がる平地であった。                   さて、「タイマグラ」の地名由来は、普通に「クラ」地名かと思ったが、地形は高燥湿地の平だったのでそうではないことがわかった。やはり「和語」の地名ではなく、アイヌ語の地名だそうだ。その意味は、森の奧へ行く道のことでまさに現地の地形に良く当てはまる。                             一方、江繫から「タイマグラ」への途中に「宮古市神楽」という地名がある。ここは「クラ」地名そのもので、崖地の峡谷になっている。各地の「神楽(かぐら))」地名と同じ「和語」の地名だ。
# by baba72885 | 2012-04-24 09:55 | Trackback
「乗鞍岳」「御岳」の地名由来
全国各地には「御岳(おんたけ)」という山の名が多い。意味はいうまでもなく単に「御(お)山」というわけだが、木曽の「御岳」は「山」をつけてご丁寧に「御嶽山」と言う事が多い。                      この「木曽御岳山」と兄弟火山に飛騨の「乗鞍(のりくら)岳」がある。                                 その地名由来は、高山市辺りから見て、その山容が馬の鞍を置いたように見えるからそう名付けられたというが、ちょっと待った。では、「のり」の語源が不透明ではないか。                          「のり」は「のろ」に通じ穏やかな斜面やわりに平らな稜線を意味している。「くら」はいわゆる「クラ」地形で、断崖や険しい斜面のことだ。つまり「のりくら」は火山によってできた険しい斜面のある穏やかな稜線の山という意味だ。剣が峰(3026m)を最高峰に、この複式火山はいくつかの峰を持ち、全体に穏やかな山容を見せている。                      「乗鞍岳」の南の稜線には「野麦峠」を挟んで北に「戸蔵(とぞ)」南に「塩蔵(しおぞ)」という山がある。もちろん元来は「とくら」「しおくら」という「クラ」地名だが、「蔵」の字を当てたため「とぞう」「しおぞう」の「う」を省略して呼んでいる。                          「乗鞍岳」ももとは「乗蔵(のりくら)」だったが、乗るなら「鞍」がいいと言うことで「乗鞍岳」としたのだ。                             「鞍」の字に惑わされた地名由来はいただけない。          岐阜県中津川市苗木には「玉蔵(ぎょくぞう)」という地名がある。そこにかかる橋を「玉蔵橋」というが、ここも木曽川の断崖絶壁の地名で「たまくら」が語源だ。                                 ここはたまげるほどけわしい所だ。                                            玉蔵橋(奧の赤い橋)                             
# by baba72885 | 2012-04-11 10:21 | Trackback
「恋路(こいじ)」の地名由来
長野県南木曽町柿其から大桑村阿寺に越える峠が「恋路峠」だ。しかし、国土地理院の地形図には「小路(こいじ)」峠と記載されている。                                            「恋路」は当て字であることは明白だ。「小路」の表記もいかにも山中の細道を思わせるが、これも当て字だ。                     本来は「越路(こえじ)」であって、峠を越えていく路を表す言葉だ。                      岩手県釜石市の「両石」から「鵜住居」に越える峠を「恋ノ峠」といい、やはり越えていく「越ノ峠」の事だ。                      ところで「恋路」にはもう一つの意味がある。                  石川県能登町の「恋路(こいじ)海岸」と愛知県田原市の「恋路ヶ浜」だ。二つの海岸は、ともに背後に断崖絶壁の海岸段丘崖を控えた海岸で、「こいじ」は「こ・ひし」で険しい崖の意味だ。「恋路ヶ浜」の東には「日出(ひじ)」という集落があり、やはり「ヒシ」の地名だ。                                    なお、ここには「日出の石門」という奇岩があり、日の出と絡めて説明されている向きもあるが、別に日の出とは関係がない。
# by baba72885 | 2012-03-15 18:15 | Trackback
「猿飛」の地名由来
「猿飛佐助」「霧隠才蔵」とはあたかも忍者の動きを彷彿とさせる名前だが、架空の忍者らしい。その「猿飛」という地名があるが、いかにも野生の猿が出てきて飛び回る場所みたいだが、「猿」にちなむ地名ではないことは、その場所を見るとわかる。                     ①富山県黒部市の黒部峡谷にある「猿飛峡」                              ②広島県安芸太田町の三段峡にある「猿飛」                   ③大分県中津市の奧耶馬溪にある「猿飛」                 ④我が故郷岐阜県中津川市高山には付知川の渓谷に「猿飛」がある。                       いずれも険しい断崖の峡谷であることが共通してあり、地名由来を示唆してくれる。                            「サル」とは「晒(さら)す」という言葉から来ており、露出して外部に晒されているという意味だ。「トビ」は「トブ」の連用形で、崩壊している、崩れている意味の古い日本語だ。                         「猿飛」の地名由来は、奇岩が露出している崩れ易い断崖を表した地形地名なのだ。写真は中津川市の猿飛渓谷
# by baba72885 | 2012-03-13 07:20 | Trackback
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