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地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

「伊豆諸島」の地名由来

《大島》・・俗に言う伊豆大島だ。全国にあまたある大島の中では、奄美大島と並んで知名度が高い。言うまでもなく付近の島の中で目立って大きい故の命名だ。                                《利(と)島》・・[と」は鋭(と)がった所や飛び出したような目立つ場所を表す。この島は、とんがり帽子もしくはとんがりコーンが海面から突き出たような島だ。瀬戸内海の浮かぶ香川県の豊島(てしま)も「としま」が訛ったもので、とんがりの目立つ島だ。、東京の豊島区の名も、地形的に突出した有様を示している。                                    《新島》・・すんなり新しい島として片付けてよいのか。この島だけ新しいという概念を持ち込むのは、不可思議なことだ。むしろ全国各地にある鉱物産地の丹生(ニュウ)や赤土、粘土等を意味する丹(ニ)地名で、「に」島が新島に変化したのだ。火山の噴出物で出来たこの島にふさわしい名前だ。                           《式根(しきね)島》・・「しき」は「敷くという意味で、敷石というように使われ、平らに広がっている様子を表す。「ね」は、伊豆諸島では岩礁を表しており、至る所に根の地名がある。つまり式根島の地名由来は、これまた見た目の通り、「平らになっている岩礁の島」という意味になる。                           《神津(こうづ)島》・・かつては「神集(こうず)島」といい、神様の集まる島という説もあるが、漢字にとらわれた間違った説だ。この島には、「神戸(こうべ)山269m」や「高処(こうしょ)山299m」があるが、「こうど」山や「こうどころ」山とも読める。高いところと言えば、この島の最高峰を天上山571mといい、やはり高いところを強調している。つまり、神津島の地名由来は、「こう」は、高いところ、「づ」は場所を意味し、伊豆諸島の中では比較的海岸の平地が多い島故の地名になっている。          《三宅(みやけ)島》・・三宅島には島の北部に「焼場」という縁起でもない地名がある。火山で焼けた島を象徴するような地名だ。接頭語の「み」をつけて「みやけ」島として、古代の皇室関係の地名の「三宅」に因んで三宅島と表記した。                                  《御蔵(みくら)島》・・三島神社の蔵があった島という説も、先の神津島伝説と同じで耳を疑う説だ。この島は普通では近寄りがたい断崖絶壁と「根」地名に囲まれた岩礁の島だ。本土に多い地名の「くら 蔵・倉・鞍」地名で、急崖の危険な場所を表す地名だ。御蔵島はやはり接頭語の「み」をつけた「みくら」島で、地形そのもののわかりやすい島名だ。                                《八丈島》・・八丈富士の西山854mを見て、鉢を伏せたような形に見えるということで、鉢状島と考えるのはやや行き過ぎか。しかし、黄八丈という織物に由来する説よりはましだと思う。八丈を「やたけ」と読み、接頭語の「や」と高いところの意味の「たけ」として、神津島と同じ意味だという説もあるのだが・・・・。しかし、天上も八丈も「じょう」つながりはある。                            《青ヶ島》・・太平洋に浮かぶ孤島の地名由来は、皆さんのご想像通りです。                                                                                                                                                                                                                                                                                
by baba72885 | 2009-11-04 20:10