地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

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鎌倉の地名由来

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鎌倉はエグレ(抉れ)るに語源を持つクレ・クラ地名の代表的なもので、崖や急斜面を示す。カマは噛(カム)の転だから鎌倉は、抉られた断崖地形を示す。鎌倉幕府が置かれた神奈川県鎌倉市も海を臨む三方を険阻な地形に囲まれた場所だ。  
写真は三重県津市のJR名松線の駅です。

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by baba72885 | 2018-03-26 08:45
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中津川市の青木交差点からバイパスへつなぐ道路が建設中だが、この道路は古代東山道を突っ切ることになるのではないかと考えられる。そこで、先日中津川市教育委員会文化課の埋蔵文化財担当熊崎さんにお会いして、私の今までの東山道研究資料や全国的な発掘調査の資料などをお渡しし、工事の進捗に伴って東山道と交差する地点に注目してほしいとお願いしてきた。東山道について、私は京都大学の足利健亮教授の助言を受けつつ、昭和45年に美濃国の推定ルートをその駅家とともに示した。最近では「先道・仙道」などの地名をもとに岐阜市長良、北方町、本巣市などではその推定ルートに東山道を示す標柱なども設置してある所がある。
 これからすこしずつ、このブログで美濃国恵奈郡のルートを現地の写真などとともに紹介していきたい。
今回はほぼ決定点に近い場所とともに大まかなルートを紹介します。
恵那市内・・決定点は見当たりませんが、槙ヶ根か野井方面から恵那市役所ー恵那高校ー雀子ヶ根ー元起ー東濃自動車学校から中津川市三坂までのルートが有力と考えます。恵那市から中津川市にかけて、土々ヶ根を除くと西から槙ヶ根、雀子ヶ根、与ヶ根、上ヶ根(上金)と丘陵部を官道である東山道が通過したからこそ名付けられたような気がします。
中津川市内・・三坂ー深沢ーおと(うとう)坂ー与ヶ根ー小石塚ー手賀野と駒場の境(直線になっている)ー西小学校グランド南側面ー中津川警察署ー昭和町ー上金新田ー落合宿南ー山中薬師ー新茶屋ー山畑遺跡北ー中島ー川並ー欅平ー強清水ー神坂峠
この中でほぼ決定点と思われるところは、①三坂(重要道路につけられる御坂のこと)、②おと坂(上の写真)、③小石塚(中山道と一致する場所で、国道、JRも並走)、④手賀野、駒場境、⑤西小南、⑥昭和町、⑦強清水
推定決定点には、岐阜県北方町、長野県阿智村のような標柱(下の写真)なり看板を立てるべきです、市の教育委員会は及び腰ですが、あくまでも推定路ですからいいんです。恵那市正家の「恵奈の里次米斎田」のお祭りも、その田がどことはわかっているわけではありませんが、否定もできないのです。
何んでもそうですが、仮に発掘などによってそこにあるか無いかわかることも、きわめて大切なことなのです。


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by baba72885 | 2018-03-16 12:07
豊田市大ケ藏連(おおがぞれ)町丸草は焼き畑地名だ。三河高原の往時の生活が偲ばれてなんだかほほえましくなる地名だが、現在住むには町から遠く結構大変かもしれない。ソレ、ゾレ地名については静岡県浜松市の大嵐(おおぞれ)のブログで述べたが、山地に多い八草、大草や丸草といった草地名も、荒れ地の草をなぎ倒して作った焼き畑を示し、大垣市浅草町のように湿地帯にある腐った土壌を示す草地名とは違う。
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by baba72885 | 2018-03-09 10:14

「阿漕」の地名由来

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三重県津市阿漕(あこぎ)町の地名由来をめぐってはいろいろあるが、伝説や和歌に地名由来を求めるのは本末転倒している。伝説や和歌はそこにその地名があって初めて作られるので、何もないところに伝説を作ったり、地名にかかわる和歌をしたためることはない。地名の始まりは普通の言葉で何となく語られ、みんながそれで納得して初めて定着していくもので、やがて誰かが漢字に直して今につながっているのです。素直にアコギという日本語に向き合いたい。
阿漕はアコ・ギ(キは場所を示す接尾語)と考えられ、地名語源辞典(東京堂出版)によるとアコは周囲より高まっているところや上流を示し、アキ(安芸・秋・阿木など)地名と同じ語源である。阿漕は伊勢湾の海岸から見て、一段高い所を示した地名と考えられる。

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by baba72885 | 2018-03-08 12:00

「足助」の地名由来

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愛知県豊田市足助(あすけ)町は、中馬街道の宿場で古い町並みが残る街だ。また、巴川の渓谷を「香嵐渓」といい、渓谷は秋の紅葉の名所になっている。
足助の地名由来を見ると、足がどうしたとか、助けるとはどういうことだろうなどの話があって面白いが、それらは足や助という漢字の字義から地名由来を探ろうとするもので、いい加減に漢字に惑わされる地名由来には終止符を打ちたいものだ。地名由来で漢字そのままを説明したものはほとんど間違いです。ごくまれに漢字とともに誕生した地名だけは国府とか、鍛冶屋とか、新田、五郎丸、要害、坂下、河口とかそこが確実にそれを示していることはわかるし、記録にもあるのでその地名由来は漢字の説明でよい。しかし、普通の地名は漢字で表現する数百年以上前に誕生した地名です。素朴な日本語から地名は命名され、後に誰かが気に入った漢字にしたためたので、例えばミノは美濃、三野、御野などの表記が生まれるわけです。そこに美しいとか三とかの概念を持ち込んではいけません。
さて、アスケですが、地名語源辞典ではアス・ケ(場所の接尾語)で、アスは急崖などの危険な地形を示すアズの転で、足助川や巴川の険しい谷の地形を示した地名であることがわかる。福井市の足羽(あすわ)山も同じ地名由来ですね。やはり、日本語語源辞典や地名語源辞典などを図書館で調べてから地名の由来を語りたいですね。
あ!そうだ、ケは容易にキに母音が交代(母交)するので、足助と同じような地形のアズ地名には、やはり山間地に多い小豆(あずき)沢がある。












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by baba72885 | 2018-03-08 11:27

「大嵐」の地名由来

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静岡県浜松市天竜区水窪町大嵐(おおぞれ)は、ゾレルという日本語が語源の地形地名で、ザザー、ゾゾーと山肌の崩れたところなどを示す。こういうところには焼き畑農業しかできないので、ゾレ、ゾリ、ソレなどの地名は焼き畑を示す場合が多い。嵐はアラ(荒)・ソ(阻)の転で険しい地形を示すことから、大嵐は両方の意味を兼ねた地名となっている。          嵐とソレ地名を列記する。
神奈川県相模原市緑区嵐、新潟県上越市五十嵐、長野県松本市七嵐、愛媛県宇和島市津島町嵐など多数。
愛知県新城市棒夫(ぼうぞれ)、岐阜県揖斐川町大草履(おおぞうり)、岐阜県関市上之保大曽礼、長野県南木曽町柿其(かきぞれ)など。


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by baba72885 | 2018-03-05 21:05