地名の由来が一目でわかる!


by baba72885

「阿漕」の地名由来

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三重県津市阿漕(あこぎ)町の地名由来をめぐってはいろいろあるが、伝説や和歌に地名由来を求めるのは本末転倒している。伝説や和歌はそこにその地名があって初めて作られるので、何もないところに伝説を作ったり、地名にかかわる和歌をしたためることはない。地名の始まりは普通の言葉で何となく語られ、みんながそれで納得して初めて定着していくもので、やがて誰かが漢字に直して今につながっているのです。素直にアコギという日本語に向き合いたい。
阿漕はアコ・ギ(キは場所を示す接尾語)と考えられ、地名語源辞典(東京堂出版)によるとアコは周囲より高まっているところや上流を示し、アキ(安芸・秋・阿木など)地名と同じ語源である。阿漕は伊勢湾の海岸から見て、一段高い所を示した地名と考えられる。

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# by baba72885 | 2018-03-08 12:00

「足助」の地名由来

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愛知県豊田市足助(あすけ)町は、中馬街道の宿場で古い町並みが残る街だ。また、巴川の渓谷を「香嵐渓」といい、渓谷は秋の紅葉の名所になっている。
足助の地名由来を見ると、足がどうしたとか、助けるとはどういうことだろうなどの話があって面白いが、それらは足や助という漢字の字義から地名由来を探ろうとするもので、いい加減に漢字に惑わされる地名由来には終止符を打ちたいものだ。地名由来で漢字そのままを説明したものはほとんど間違いです。ごくまれに漢字とともに誕生した地名だけは国府とか、鍛冶屋とか、新田、五郎丸、要害、坂下、河口とかそこが確実にそれを示していることはわかるし、記録にもあるのでその地名由来は漢字の説明でよい。しかし、普通の地名は漢字で表現する数百年以上前に誕生した地名です。素朴な日本語から地名は命名され、後に誰かが気に入った漢字にしたためたので、例えばミノは美濃、三野、御野などの表記が生まれるわけです。そこに美しいとか三とかの概念を持ち込んではいけません。
さて、アスケですが、地名語源辞典ではアス・ケ(場所の接尾語)で、アスは急崖などの危険な地形を示すアズの転で、足助川や巴川の険しい谷の地形を示した地名であることがわかる。福井市の足羽(あすわ)山も同じ地名由来ですね。やはり、日本語語源辞典や地名語源辞典などを図書館で調べてから地名の由来を語りたいですね。
あ!そうだ、ケは容易にキに母音が交代(母交)するので、足助と同じような地形のアズ地名には、やはり山間地に多い小豆(あずき)沢がある。












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# by baba72885 | 2018-03-08 11:27

「大嵐」の地名由来

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静岡県浜松市天竜区水窪町大嵐(おおぞれ)は、ゾレルという日本語が語源の地形地名で、ザザー、ゾゾーと山肌の崩れたところなどを示す。こういうところには焼き畑農業しかできないので、ゾレ、ゾリ、ソレなどの地名は焼き畑を示す場合が多い。嵐はアラ(荒)・ソ(阻)の転で険しい地形を示すことから、大嵐は両方の意味を兼ねた地名となっている。          嵐とソレ地名を列記する。
神奈川県相模原市緑区嵐、新潟県上越市五十嵐、長野県松本市七嵐、愛媛県宇和島市津島町嵐など多数。
愛知県新城市棒夫(ぼうぞれ)、岐阜県揖斐川町大草履(おおぞうり)、岐阜県関市上之保大曽礼、長野県南木曽町柿其(かきぞれ)など。


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# by baba72885 | 2018-03-05 21:05

豊田市林添町の地名由来

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愛知県豊田市林添(はやしぞれ)町の地名由来は、焼き畑を示すソレ、ゾレ地名だ。豊田市大ヶ蔵連(おおがぞれ)や愛知県新城市一色棒夫(ぼうぞれ)、岐阜県関市上之保大曽礼、岐阜県揖斐川町坂内大草履(おおぞうり)など各地の山間地に見られる。写真は林添寺脇のバス停。
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# by baba72885 | 2018-02-12 19:51

「水窪」の地名由来

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静岡県浜松市天竜区水窪町は翁川と水窪川の出合う谷にある。ミ(接頭語)・サ(狭)・クボ(窪)がその由来で、狭い谷の窪地を示す地形通りの地名だ。
岐阜県御嵩町美佐野や中津川市下野見佐島のミサと同じ地形地名だ。

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# by baba72885 | 2018-02-08 10:16